学力低下?!

保護者の4分の3は「学力低下が心配」で、4割は学校週5日制を「よいと思わない」
教育改革に対する親たちのこんな気持ちが、日本PTA全国協議会が17日に公表した意識調査で明らかになった。
導入から2年をすぎた学校週5日制に対して批判的な保護者が増えており、
その理由として最も多く挙がったのは「学力が低下した」だった。

同協議会が全国の小学1年〜中学3年の保護者6000人を対象に04年10〜11月にアンケートした。
日本の子どもの学力低下傾向が示された国際学力調査の結果公表よりも前で、5056人が回答した。

学力低下について「かなり心配している」が24.5%、「多少心配している」が51.6%にのぼった。

「心配している」保護者の割合は、02年調査では74.6%、03年は69.7%で、今回は再上昇した形だ。

02年度から完全実施された学校週5日制への評価は、「あまりよいと思わない」が30.9%で最も多く、
「全くよいと思わない」の8.4%と合わせると約4割が否定的。
「非常によい」(4.5%)、「まあよい」(25.8%)の肯定派を約10ポイント上回った。
03年調査と比較しても、否定的な意見が3ポイント増えている。

5日制の心配な点(複数回答)は、「学力が低下した」が29.2%(前年度比7.6ポイント増)で最も多かった。

見直し論議が出ている「総合的な学習の時間」に対しては、
肯定的な意見が半数近くを占め、約1割の否定派を大きく上回った。
「どちらともいえない」と答えた保護者も38.6%いた。


息子はまだ小学2年生なので、学力低下の事はよく解りません。
しかし、週5日制は反対。ゆとり教育論は、まったく意味していないと思う。
土曜日を休みにした事で、ゆとりの無い教育が行われている気がしますね。
ゆとりとは、中身を優しくするのではなく、時間を掛ける事ではないだろうか。
これからまた、6日制に戻すのも大変だが考えてほしいですね。


学力も大事だが、道徳を増やしマナーや人として学ぶべき事や人への思いやり、
命の大切さ、コミュニケーションにも時間を掛けてほしいですね。