インターネット

中学生の保護者の55%が、「インターネットの利用について子供と話している」と考えているのに対し、
子供の方は64%が「話さない」と答えるなど、
インターネットや携帯電話の利用について親子の意識差が大きいことが、
日本PTA全国協議会がまとめた「青少年とインターネット等に関する調査」の調査結果報告書で明らかになった。


◇インターネットの利用

パソコンや携帯電話からインターネットを利用したことがある小学生は7割、中学生は8割だった。
中学生の保護者では利用経験は6割で、子供を下回った。
家庭でのインターネット利用について、「特にルールを設けていない」と答えた保護者は小学生で23%、中学生36%。
「1人ではしない」などルールを設けていると答えたのは、小中学生とも保護者の53%だった。
子供がインターネットを使うときに「一緒にいる」保護者は小学生で51%だったが、中学生では27%にとどまった。
一方、「何もせず、自由に使わせている」は小学生の保護者では38%と3分の1を超え、
中学生の保護者では61%と過半数に上った。


◇電子メールの利用

中学生の7割が電話より電子メールを多く使うと回答した。
パソコン、携帯電話からメールを利用したことのある中学生は64%で、
メールを「ほぼ毎日利用している」中学生は58%に上った。
1日の送受信数は「60件以上」が26%と最も多く、ついで「10件以上20件未満」17%などだった。
小学生では「電子メールを利用していない」が78%と大半で、
使っている子供たちも、「週に1、2回以下」が38%と多数を占め、
1日の送受信数も「5件未満」が26%と最も多かった。
一方、「60件以上」も3・5%いた。

中学生では友人が多くなり、「同性の友人」75%、「同じ学校の友人」74%、
「違う学校の友人」48%、「異性の友人」47%の順で、「母親」の23%、「きょうだい」の16%、「父親」の14%を大きく上回る。
「掲示板・チャットで知り合った人」も11%に上った。
また、中学生の47%は「電子メールを使うようになって友だちが増えた」と回答している。
電子メールがコミュニケーションツールとして、中学生に浸透していることをうかがわせる。


◇出会い系サイト

同年齢の人が出会い系サイトを利用することについて、中学生の男子61%、女子56%が「特に問題がない」と答えた。
また、中学生の保護者で、「子供が出会い系サイトを使ったことがあると思う」と答えたのは0・7%だったが、
実際に利用したことがある中学生は男子1・4%、女子2・1%で、親子の意識ギャップが見える。


◇ネット、携帯利用で親子に“ずれ”

子供のインターネット利用について、
小学生の保護者は「子供はインターネットを利用していない」と考えている人が31%で最も多く、
小学生の「7割」と大きな差がある。
利用していると答えた親の認識は、「オンラインゲーム」が29%、「個人のホームページ」が8%、
「チャット、電子掲示板、電子会議室」が3・7%だった。
ところが、子供たちは「オンラインゲーム」を46%が利用、「個人のホームページ」16%
「チャット、電子掲示板、電子会議室」7%で、保護者が考えているよりも、利用は多く、親子の意識差が見えた。
 

中学生では、「動画、音楽、ソフトのダウンロード」は保護者が37%と見ているのに対し、子供の45%が利用していると回答、
「個人のホームページ」でも保護者14%に対し、子供32%、
「チャット、電子掲示板、電子会議室」は保護者11%に対し子供21%と、
中学生でも親の意識は子供の利用実態とずれていた。
 
また、自分の子供のインターネット知識について、「分らない」保護者が、小学生で24%、中学生で18%だった。
「インターネットの利用について子供と会話をする」のは、中学生の保護者では55%と過半数だったが、
中学生は64%が「話さない」で、保護者の意識と食い違っている。
「携帯電話について子供と会話をする」中学生の保護者は、
「よく話している」「時々話している」を合わせて81%に上ったが、
中学生で「話している」と答えた人は44%だった。


これからはもっと利用が多くなるでしょうから、うまくルールなどを考えないとね。
特に特殊サイトでの利用法はね!
思春期でもあり、興味も頭いっぱいでしょうからね〜、、、
使わせないのではなく、使い方を教えないとですね。=我が家はどうなるかな〜??