携帯にウィルス!

SimWorks社は、2005年4月20日、Symbian OS搭載の携帯電話機に感染するトロイの木馬を52種類検出したと発表した。


今回検出したトロイの木馬は、Symbian OSの人気アプリケーションである
「BitStorm」や「BugMe!」、「Cosmic Fighter」、「3D Motoracer」、「SplashID」のクラック・バージョンとして現れ、
アプリケーションのインストール・ファイルのほかに、「Cabir」や「Locknut」などの既知のワームの亜種も含んでいる。

SimWorks社CEOのAaron Davidson氏は「携帯電話をターゲットとしたトロイの木馬は、
1回に2〜3件検出するぐらいだった。
1種類のトロイの木馬を作り、52種類の異なる名前を付けるのは簡単だが、
今回は52種類がそれぞれアプリケーションをクラックする。」と述べた。


今回発表されたトロイの木馬は、
すべてSymbian OS v6.1以降を搭載したフィンランドNokia製携帯電話機
「Series 60」、「Nokia 3650」、「Nokia 6600」、「Nokia 6630」をターゲットとしている。
Sony Ericsson製携帯電話「P900/910」や米Motorolaの「A925/1000」など、
UIQベースのSymbian OS搭載機は、トロイの木馬の被害を受けない。

なお、SimWorks社によると、これらのトロイの木馬による実際の被害の報告は、まだないという。


来ましたねー! お財布携帯なんてのんきな事言ってられませんね。
その内に携帯用のウィルスソフトが出来るんでしょうね!