コンセント通信

松下電器産業は、
家庭内のコンセントから高速インターネットに接続できる
宅内電力線通信(PLC)用のアダプターを
12月9日に発売すると発表した。
従来の無線LAN(構内情報通信網)に変わる
家庭内ネットワークと位置づけ、
2010年に200億円の売り上げを目指す。


PLCは、漏洩(ろうえい)電波が
アマチュア無線などへ影響を与える可能性があるとして
総務省の研究会が導入を検討してきたが、10月に解禁された。
松下の新製品は解禁後初の実用モデル。
価格はオープンだが実勢は親機と子機のセットで2万円前後。
増設用の子機は1万3000円程度の見込み。


親機は光ファイバーやADSL(非対称デジタル加入者線
など利用者が加入しているサービスのモデムにつなぎ、
もう一方のジャックをコンセントに差す。
子機は子供部屋など離れた場所でコンセントにつなぎ、
もう一方にパソコンからの通信回線を差し込む。
コンセントがあればどの部屋でもネット接続が可能になる。


一軒家の人には朗報ですね!!