サッカー
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝は、
パリ郊外のフランス競技場で行われ、
バルセロナ(スペイン)がアーセナル(イングランド)を2―1で下し、
14年ぶり2度目の優勝を飾った。
初優勝を目指したアーセナルは18分GKレーマンが、
ペナルティーエリア付近でエトーを倒して退場し10人となったが、
37分にアンリのFKにキャンベルが頭で合わせて先制した。
終盤ライカールト監督の采配がさえ、
途中交代のラーション、イニエスタ、べレッチが流れを一気に引き寄せた。
後半31分、FWラーションの柔らかいパスに
合わせたFWエトーが冷静にゴール左隅に同点ゴールを押し込むと、
4分後に、再びラーションのパスを受けたFWベレッチが
CL初ゴールとなる勝ち越し点を挙げた。
今季でチームを去るラーションは2アシストを記録。
FWロナウジーニョも好守に勝利に貢献、
パリがい旋を勝利で飾った。
チームはスペインリーグ優勝と合わせ今季2冠で
黄金時代の到来を印象づけた。
ライカールト監督は、現役時代と指揮官と両方の立場で、
史上5人目の欧州制覇となった。
バルセロナは、12月に日本で開催される
クラブワールドカップ(CWC)に欧州代表として出場する。