スペシャルオリンピック

アジアで初めて開催される知的障害者のスポーツの祭典「第8回スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会」の開会式が26日、
長野市のエムウエーブで開かれ、8日間の大会の幕を開けた。

冬季大会では史上最多となる世界84の国と地域から約2600人が参加。
「皆で集い、共に楽しもう」をテーマにスキー、スケートなど7競技が行われる。


スペシャルオリンピックス 知的障害者にスポーツを楽しむ場を提供する世界的な活動。
第1回夏季世界大会は1968年に開催された。
現在は夏と冬の世界大会をそれぞれ4年おきに行い、長野大会が19回目になる。
国際本部はワシントンにあり、150以上の国と地域が加盟している。
日本では80年に活動がスタート。熊本市に本部事務局があり、33都道府県で事業展開している。


スペシャルオリンピックス(SO)は、故ケネディ元米大統領の妹、ユニス・ケネディ・シュライバー夫人(83)が1963年、
知的障害児35人を自宅の庭に招き、デイキャンプを開いたのが始まり。
知的障害のある姉を持つ夫人が、水泳や乗馬などスポーツを楽しむ機会を提供しようと考えた。
活動は米国から世界へと広がり、88年には国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピックの名称使用や互いの活動を認め合う議定書を交わした。
記録や成績を競う五輪やパラリンピックと異なり、スポーツを通じた知的障害者の社会参加と自立を目指している。


パラリンピック同様、もっとメジャーに盛り上げてほしいですねー!